昨日、小学館にお勤めのふでぺんさんから、以下のようなメールをいただきました。
「仙台に送られた雑誌は無事届いたようで、先方から会社に電話をいただきました。
私は昼休みで出ていたので直接お話できませんでしたが、喜んでいただけたかなー?と少しほっとしました。
本当は一つの雑誌で月号を続けて送れると、お話の続きが読めていいのですが、その時の在庫をひたすら人力で右から左へ倉庫で詰めてもらっているので、細かく対処ができないのが残念です。」
これは、以前、このサイトで、ふでぺんさんから「被災地の子ども達に雑誌の最新号を寄贈したいので、必要な方は申し出ていただきたい」とのお申し出をいただき、4月20日に隅田ひとみ様からご依頼を受けて、調整させていただいた活動の結果報告です!
隅田様は、「おもちゃの図書館全国連絡会事務局」の方で、仙台、多賀城、石巻、塩釜で、子どもたちへの支援活動を展開していらっしゃいます。
多賀城文化センターには、0〜19歳までの約200名の子ども達がいて、新しい雑誌への要望が強い、とのご依頼をいただきました。
その後、上田がふでぺん様に隅田様をご紹介し、あとはお2人に細部の打ち合わせをしていただいて、実現致しました。
私が伺っている範囲では、ダンボール箱3つ分の新しい雑誌が寄贈されたと承知しております。
以前にも述べましたが、小学館さんでは、今後とも出版物への要望に対応するという形で、東北の被災地への支援活動を継続されるとのことです。
出版物は、いわゆる生活必需品ではないかもしれません。しかし、本や雑誌を読むことは、人間の基本的な営みの1つであり、日常生活を取り戻す上で、欠くことのできない非常に重要な知的活動だと考えております。
今後とも、このサイトでは、微力ながら、ふでぺんさんや小学館さん、「おもちゃの図書館」さんの活動をバックアップし続けて参ります。
皆様のご理解とご支援をお願い申し上げますと共に、被災地からの具体的ご要望、お問い合わせをお待ちしております。