震災後９ヵ月目が近づいています。本格的な冬に入り、雪がふり寒さが募って参りましたが、被災地の皆様、お体の調子はいかがでしょうか？改めて、東日本、東北の全ての皆様に、この大震災のお見舞いを申し上げます。皆様が、この冬をお元気で越されますよう、心からお祈りしております。
９ヵ月という時の流れは、人々の気持ちも、世の中の状況も、否応なく押し流していくものです。また、よく言われるように「人は忘れる動物」です。しかし、簡単に忘れてはいけないこともあります。また、忘れようとしても、追いかけてくる記憶や光景もあります。
遅々として進まぬ政府・政治家の対応に怒ったり、人権を無視した非常識かつ不当な差別や風評に憤る毎日です。日本は、世界に対して核兵器の悲惨さを訴えてきたはず。戦争ではなく、災害(天災と人災両方の側面があります)によって生じた放射能汚染であっても、被爆者・被曝者の苦しみ汚染地域の痛みは同じであるはず。その同胞の苦しみを本当に理解し、痛みを分かち合う覚悟がある人々は本当に多数派なのか？体と心のいろいろなところが、ヒリヒリ痛みます。
でも…、11月23日の「ぬいぐるみペンギン贈呈式」に参加して、そんな気持ちがそんな痛みが、少し和らいだ気がします。前日=22日の夜、仙台市内で水族館のスタッフやマリンピアクラブのメンバーで懇親会をしましたね。水族館の社長、館長にも、お忙しくお疲れのところをご参加いただきました。あの時の温かな空気が思い出されます。
まだ、火曜日でしたから、皆様お仕事でお疲れの時でした。それでも、ダンチョウはお仕事帰りのスーツ姿でみえましたし、草野さんもお仕事帰りのご参加でした。そんな中、スタッフからもマリンピアクラブメンバーからも「おめでたいお話」が披露されて、久々に乾杯を繰り返しましたね。仙台の、宮城県の美味しい海の幸を堪能し、皆様の笑顔を楽しく拝見していました。正直に白状すると、翌日の「贈呈式」の午前中は、少し二日酔い気分でした。
でも…楽しかった!!
マリンピア松島水族館の皆様、マリンピアクラブの皆様、そしてマリンピアと松島と仙台と宮城県と東日本とを愛する皆様！また、近いうちに集まりましょう!!近況とこれからのことを話し合いましょう!!
それまで、どうかご自愛下さい!!
マリンピアクラブ 上田一生
