『地震と安全(東京が震える前に・高等学校)』(東京都教育委員会発行)は、これまでも配布されてきました(最初は昭和48年でした)。これは第24号の資料です。都内にある公立・私立の高校には全て配布され、生徒全員に手渡されて、様々な災害、特に地震災害への備えに関する指導に活用されています。
特に、東日本大震災以降は「安全教育プログラム」の強化・実践が重視され、年間を通じて、避難訓練以外に、このような教材を使った様々な教育活動の実践が奨励されています。
活用の手引きとして、『「地震と安全」(高等学校)の活用に当たって』という冊子が東京都教育庁指導部から出されています。「必ず指導する基本的事項」として、「地震災害時の安全」、「避難所の役割と安全」、「災害の備えと安全な生活」という項目が重視されています。
私は、『地震と安全』の裏表紙下部に印刷され、切り取り保管が推奨されている『「171(災害用伝言ダイヤル)」の利用方法』が大切だと考えております。生徒には、これを切り取り必ず携帯するように伝えました。自分でもそうしています。