以前、このブログや「ペンギンスタイルテレビ」で、佐藤克文先生の新作=『ペンギン、ペンギン、ドボン、ドボン』をご紹介致しましたね(^o^)/
その時、「普通の本屋さんでは買えません」て言いましたが、実は買えます、というお話から…。
先日、東京駅近くの「丸善」の児童書売場で、その実物を発見したのです(^o^)vたしか2冊ありました(^o^)/
だから、ひょっとすると…、クレヨンハウスや他の児童書専門店ならば、手に入るかもしれません。
さて、これまで2回は、「英語の子どもの本」をご紹介してきました。
まだまだその手の本はあるのですが、今回はちょっと目先を変えて、「日本語の作品」を見ていきましょう(^o^)/
まずは「翻訳もの」です。『どうぶつどうしてどんどんどんと』(マイケル・フォアマン作、アーサー・ビナード訳、岩崎書店、2011年2月28日発行)です。なんと、2月末発行の絵本です!?
もちろん、主人公はペンギンだけではありません。帯の文章を以下に引用します。
「イギリスを代表する絵本作家、マイケル・フォアマンと、アメリカに生まれて日本を代表する詩人、アーサー・ビナードが世界の動物たちの声に、じっと耳をすます。そしていっしょにのびのびうたって、いっしょにうったえるストーリー。」
ペンギンがカンガルーと共に、「南を代表する生き物」として登場します。いわゆる「メッセージ絵本」の新しい表現ですね。
次は、人気シリーズの絵本にペンギンが仲間入りした例です。
『わんぱくだんのペンギンランド』(ゆきのゆみこ作、上野与志絵、ひさかたチャイルド、2010年12月発行)は、月刊絵本としてはシリーズ通算136万部、書店版では54万部を記録する、大ベストセラー。
「ペンギンランド」の情景は、なんだか未来の水族館のよう!作家のゆきのゆみこさんのコメント、「ペンギンって、優しい気持ちにさせられる生き物ですね。」という一言が生きている作品です。
3冊目は、小型本。福音館書店の月刊予約絵本=『こどものとも0.1.2.』シリーズの1冊です。
『ペンギンのあかちゃん』(鎌田暢子作、2009年8月発行)は、ヒゲペンギンが主人公。
本についている情報誌=『絵本のたのしみ』が、またいいんですよ!
「折り込みふろく」という扱いですが、いやいや大変面白く、大切な情報が記されています。
それによると、鎌田さんは名古屋港水族館でヒゲペンギンの取材をされたとのこと。その最後には、こんな一文が…(^o^)/
「この絵本に登場するのは、ふだんなかなか見られない、生まれたてのアゴヒゲペンギンの赤ちゃんです。名古屋港水族館の栗田さん、佐藤さんのご好意で、特別に取材が可能になりました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。」
こういうところで、知り合いのお名前を発見するのは、とても嬉しく楽しいものですね(^o^)/
水族館や動物園の社会的、文化的、教育的貢献の一例でもありますね(^o^)v
「こどものとも」などの福音館のシリーズは、普通の書店にも置いてあるんです。とはいうもののそんなに数があるわけではないので、津々浦々の書店に出回るというわけにはいきません。
先生もあげてらっしゃる原宿クレヨンハウスならバックナンバーも置いてあります(売り切れてるのも多いですが)。
# 国立ペンギンハウスがあったときなら、あったんでしょうにね……
こばやしゆたか 様
コメントをありがとうございます_(._.)_!!
最近10年間に「いい本屋さん」がめっきり減った気がします(~_~;)
なかなか「目利き」の本屋さんも少ないし…(~_~;)
ところで…、スミマセンm(__)m!!不勉強で…「国立(くにたちって読むんですよねぇ?)ペンギンハウス」って何ですか?知りませんでした(ToT)教えて下さいm(__)m!!
あれ、ご存じなかったですか。
くにたちです(ああ、こくりつだったら!)
http://blog.goo.ne.jp/bun-you-penguin-house/
こういう児童書専門店があって、もちろんペンギンものにも力をいれていました。本だけじゃなくてグッズも。
でも2008年に閉店。
http://blog.goo.ne.jp/bun-you-penguin-house/e/4a09c49f1b1b7b987b39cc6f28924ae5
こばやしゆたか 様
いつも貴重な情報をありがとうございますm(__)m!!
国立の「ペンギンハウス」、全く知りませんでした(@_@)(@_@)(@_@)…閉店とは残念です!
ブログの「ペン員」さんがいいですねぇ〜(^o^)/