東日本の皆様！今朝(31日)未明の地震は大丈夫でしたか？わが家は無事でした！昨日まで、学校で夏期講習等があり出勤していました。生徒もみな、熱心によく登校して勉強しています。「みんな！学校が好きなんだなあああ!!」と、フラフラになりながら感心しています(~_~;)(汗)

いやあ、私は基本的に高校教師なので、考えてみれば、自分の子ども時代から勘定すると、もう50回以上もいわゆる「夏休み」を経験しているわけですが、今年くらい、いろんな意味で「厳しい夏休み」はないな…と実感しています。私自身のこともさることながら、今年担任している３年生の生徒たちや、卒業生から聞く話は、半端な状況ではありません。

実は、幸いなことに、毎年たくさんの卒業生や教え子が訪ねてきてくれて、いろいろ相談を受けたり、教えてもらったり、近況報告を聞いたりしています。昨日は、なんと29年前の卒業生(今年47歳になります)が奥さんと一緒に学校に来てくれました！

彼らは、かなり前にも学園祭に夫婦で来てくれました。なんと、今や２人もお孫さんがいらっしゃるとのこと!!オメデトウ!!の一言です(^○^)!!

彼が、また訪ねてくれたキッカケは、このサイトを見つけたことでした。「昔はペンギンのことをやってるなんて、全然言ってくれなかった！」と叱られました(~_~;)(汗)まあ、私も30年前は、血気盛んな新米教師でしたから、学校でペンギンの話題を出すことを封じていたんです。ゴメンナサイm(__)m!!

また、何日か前には、12年前の卒業生３人と飲み会をしました。我々は「マチュピチュの会」と称していて、いつかみんなでマチュピチュに行こう！という集まりです(^○^)!!私が担当していた世界史クラスの、歴史好きというか旅好きというか、そういう仲間です。その内の１人は、経済学で学位をとっていて都内の大学で教えていますし、他の２人ももちろん働いています。

しかし…、「お孫さんがいる教え子」も「マチュピチュの会のメンバー」も、異口同音に「今は厳しい時代だ！」と断言します。

燃料代が上がったまんまで、運送業界は大変なんですよ！と「おじいちゃん教え子」が言えば、「今日、職場の上司が理不尽に解雇された！」と「マチュピチュの会会員」が嘆く…そんな具合です。

今、私の眼前には自分と闘っている現役高校３年生がいて、一方で、日々の暮らしと闘っている教え子たちがいる。でも、結局、教師にできることは「応援すること」しかない。彼等になり替わって、その苦しみを背負うことなどできない。

振り返れば、あの３月11日以前から、この状況に基本的にはなんの変わりはないのに、しかし…、あれからこっちはさらに何かが変わった。最近、つくづくそう感じるようになりました。私を訪ねてくれる教え子達が、私に何かを教えてくれている。そういう気がしています。

実は、このサイトやブログを、現役の生徒も教え子も見てくれているらしい。あの「おじいちゃん教え子」も、震災後にこのサイトで、私がペンギンまみれな人間だということに初めて気づいたそうです。

だから、私は最近「リンクをはる」という言い方を、見直すようになりました。サイトの力、ブログの力…、それは、身を隠し違う自分を表現したり、他人を非難攻撃したりする手段としてではなく、様々な交流の一手段としての「温かく信頼の輪を拡げる」ことができる、等身大の血の通った重要な生活ツール、だと思う。

そんな効果を実感しています。その力で、この厳しい時代を、何が次にくるのか？再び不透明になりつつある日常を、助け合いながら過ごしていければいいなあ〜(^○^)!!そんな風に考えています(^o^)/

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