以前にも一度ご紹介致しましたが、元々埼玉県子ども動物自然公園は、園全体に「手作りサイン」が効果的に配置されていて、観客の様々な興味や関心に応え、あるいは「新たな発見」と「観察のポイント探し」とを促す仕組みが、高度に工夫されている施設です(^○^)!!これは、一朝一夕に為しうることではなく、ペンギンヒルズがオープンするはるか以前から、意識的・継続的に「園館における教育・普及活動」に関する熱心な研究が積み重ねられてきた成果なのです。
ペンギンヒルズがオープンした時には、最初から計画された解説板が、専門業者の手によって製作され配置されていました。しかし、これとは別に、オープン直後から、動物園スタッフの創意工夫の中で、ペンギンヒルズの展示をさらに効果的にするための新たなサインが、少しずつつけ加えられているのです(^○^)!!
「手書きや手描きの良さ」については、「絵手紙」の例をひくまでもなく、最近は広く認知されるようになりました。しかし、ただ「手で描けば良い」というものではありません!!そこには、「単なるつくり手の自己満足」ではなく、真に効果的な演出と正確なテキスト構成力が求められます。
ペンギンヒルズの事例は、その成功例の1つだと言えます(^○^)!!次回は、「個体識別」のための工夫についてご紹介して参ります(^○^)!!